読んだ本。観た映画。聴いた音楽。だいたいそんなようなコトを比較的地味に書いてます。
SPONSORED LINKS
Profile
Search this site.
人気のエントリー
最近、読んだ本
最近、読んだ漫画
zhi_zeの最近読んだ本
MOBILE
qrcode
Others
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | pookmark | このページのトップへ
“K-1”をオリンピック種目に! 僕はちょっと異議アリ!
JUGEMテーマ:格闘技全般
スポーツナビ | 格闘技|ニュース|「K-1を五輪公開競技に」谷川EPの未来予想
K−1を主催するFEGの谷川貞治イベントプロデューサーが、YouTubeの「K−1 Channel(http://www.youtube.com/K1)」で、2016年東京五輪開催の場合、K−1を公開競技としたい構想を明かした。
K−1は8月に“K−1真夏の2デイズ”と称し、高校生を対象とした「K−1甲子園(10日・代々木第二体育館)」と、無差別級ワールドグランプリの世界最終予選(10日・代々木第二体育館)を開催し、この2大会を五輪公開競技へ向けた“試金石”としたい考えだ。

谷川さんは偉くなったなあ。
これは皮肉でも何でもなくて、本当に率直な感想。
だって、ちょっと前まで格闘技雑誌の編集者だった人が、「日本人の力を結集すればK-1をオリンピック競技にすることは不可能じゃない!」とか、アジってるわけだから。

と言うか、そもそも「K-1」が偉くなった。
1回目のグランプリが開かれた時には、本当に格闘技ファンの間でしか話題にならなかった。当時、高校生だったけど、同級生に佐竹雅昭とかピーター・アーツとかモーリス・スミスとか言っても伝わらなかったもの。

それが今や、どこまで本気かはともかくとして、オリンピック種目化を視野入れるというところまでステータスを上げて来ている。考えてみたら、「K-1」以前に正道会館がやってた興行の名前が「格闘技オリンピック」だった。まさか、その頃には本当に「オリンピック種目を狙う」というところまで、「K-1」(当時はその名前は無かったけど)が大きくなるなんて、考えてもいなかったと思う。

一方でMMA(総合格闘技)をオリンピック種目にしようという動きもある。古代オリンピックではパンクラチオンが正式種目として存在していたことを考えれば、僕はこっちの方が「K-1」よりも可能性が高い気がする。実際、アテネの時にパンクラチオンを公開競技にしようとする動きはあった筈だ。勿論、ルール面を調整する必要もあるだろうけどね。

今回のインタビューの中で、谷川さんは「アマレスにフリーとグレコがあるように、空手の中に全空連(寸止め)、極真、K-1(グローブ空手)というカテゴリがあっても良いし、ボクシングの中にキックのカテゴリがあっても良い」というような意味のことを話していて、空手(この場合はまず、空手がオリンピック種目になる必要があるが)、ボクシングという既存の種目の中に「K-1」が入ることで、オリンピック種目を目指す方向性だと、僕は理解した。

確かにその方法が、オリンピック種目に「K-1」を送り込むには最も現実的であり最短距離であるという気がする。

しかし、僕はちょっと待てと言いたい。

そもそも、「K-1」がスタートした時の理念というのは、空手、キック、ムエタイ、サバット、ボクシングなどあらゆる立ち技格闘技の選手を、同じリングに上げて、最強を決めるというものだった筈だ。

この理念のもとに、極論すれば空手もボクシングも「K-1」の中の1つのカテゴリに過ぎない。だったら、空手やボクシングの中に「K-1」が入ってしまうのは、明らかに理念に反することなんじゃないか?

「K-1」がメジャー化するのは嬉しい。
だけど、「オリンピック種目の中にどんな形でも良いから入りましょう」的な考えには違和感がある。

とりあえず、『となりの格闘王』を読み直して、「K-1」初期の理念を思い出してみようかな。


【関連記事】
【K-1 MAX】 魔裟斗のカリスマ。山本優弥の可能性。そして、残念なTBS。 | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜




続きを読む >>
| プロレス&格闘技 | 11:01 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
このライセンス制度で三沢光晴を救えたのか?
JUGEMテーマ:プロレス

三沢の死の直後から動きを見せていたプロレスへのライセンス制度の導入。これが具体的な形になりそうだ。
メジャー連合緊急会談 11月にライセンス発行へ - livedoor スポーツ
ライセンスは各団体ごとに発行し、現在参戦している選手は定期的な健康診断を受診し、許可が下りた選手が出場可能になる。期限は1年間ごとに更新される予定。新たに入団する選手は、各団体の入団テストを通過し、練習を積んだ上で発行されるという。
このライセンス制度が仮に三沢が死ぬ前にあったとして、果たして三沢は救えただろうか? 僕はこの制度があっても三沢は死んでいたと思う。


■今の状態と何が違うのか?

ライセンスを各団体ごとに発行するのであれば、現状と何も変わらないのではないか? 問題はライセンスを与えるか否かを誰が判断するのかという点。おそらく各団体の道場でコーチ役を勤める選手なんかが判断することになるのだろう。単純にプロデビューする選手に「ライセンス」というものが付属しただけだ。

また、団体ごとにライセンスを発行するなら、おそらく統一の基準を保てない。例えば、全日では基準をクリアしているけど、ノアではダメ。ということが起こりえる。

もっと、第3者的な立場で統一コミッションが成立し、全選手を同じ基準で判断するような形にしなければ、おそらく始めた時点で形骸化完了だ。


■結局、三沢は救えない。

このライセンス制度が半年前に成立していたとしても、三沢の死は避けられなかっただろう。

まず、三沢のプロレスラーとして能力や技術を考えれば、このライセンスの合格基準を満たさないなんてことは有り得ない。もし、三沢がライセンスを得られないほどのレベルに合格基準を設定するなら、日本でプロレスラーを名乗れる選手は、ほんの数人になるかも知れない。どう考えても、三沢は問題なくライセンスを取得してリングに上がっていた筈だ。

また、健康診断の方については別の問題がある。
小鉄さんは、
「ケガを隠している人は出さないよう各団体が目を光らせて。ああいう事故がないように」
と仰っているが、これはプロレス界、あるいはファンの側も「満身創痍でも戦う男の格好良さ」を礼賛する価値観を変えなければならない。三沢の追悼特番でも片腕を吊った状態でもリングに上がり続ける三沢のVTRがあり、「痛みをこらえて戦うヒーロー」にフォーカスした編集になっていたと思う。プロレスではないけど、TBSの「金スマ」の辰吉丈一郎特集にも同じことが言える。間違いなく、この価値観こそ三沢を殺した一因だ。

また、プロレスが興行であるという部分で言うと、集客の問題から、怪我をしていようが体調が悪かろうが、三沢クラスの選手なら出ざるを得ないという状況もあったと思う。三沢の場合は特に社長でもあったわけだから、自分が出ないことによる興行面での損失がよりリアルに計算できていた筈だ。

つまり、団体ごとに出場の可否を判断する制度ならば、三沢は結局、リング上で命を落としてしまう結果になるだろう。


■ライセンス制度導入後のプロレス界は?

もし、仮にこのライセンス制度が施行されるとどうなるか? ちょっと、考えてみたい。

まず、メジャーの3団体にはライセンスを取得しいていない選手は上がれなくなる。

団体対抗戦や交流戦、あるいは「トップ・オブ・スーパーJr」などにインディの選手が出場する場合には、当然、その団体のライセンスを取得できるかどうかが判定される。基準を満たさない選手はそのリングに上がれなくなる。

厳密に制度が運用され、誰もが納得のいく公正かつ安全と思われる判断基準であれば、おそらくメジャーの団体に上がれないインディーの選手は少なからず出てくるだろう。

プロレスラーのライセンスが価値を高め浸透していくと、そのライセンスを持っていない選手はプロレスラーを名乗れなくなり、プロレスを行うことが出来ない状況になる。そうなると、その選手たちはプロレスではない競技あるいはショーを作って、興行を行うことになる。

前田日明が以前、語っていたようにここに「ハッスル」の問題も絡んでくる。「ハッスル」に出場している芸能人たちには、どう考えてもライセンスを受けることはない。あるいは、彼らは「ハッスルはプロレスではなく“ファイティングオペラ”だ」というような詭弁でもって、これまでと同じく興行を続けていくことになる。

そうやって、やっていることはプロレスなのにプロレスではないと主張するものが溢れる結果を招く。

問題はそこで死亡事故が発生した場合だ。
プロレス界は「勝手にやってることですから」という理屈で部外者を決め込むのだろうか? 仮にそうしたとしても、世間はそうは見てくれないだろう。


■三沢はどうすれば救えたのか?

ライセンス制度を導入するなら、そこに法的な拘束力を持たせなければダメだ。例えば今回の三沢のようなケースが発生した場合に、選手の安全への配慮を怠ったとして、団体を業務上過失致死に問えるかどうか。

また、前述ようにライセンスを取得していない選手に試合をさせて、そこで怪我や最悪の場合、死人が出るようなことがあった場合には、傷害罪なり殺人罪なりを問えるかどうか。

本気で三沢と同じ悲劇を起こさないつもりなら、内輪で馴れ合いのライセンス制度を作ったところで、何の意味もない。やるならば、断固たる姿勢で、本気のライセンス制度を作るべきだ。

本気でやれば、プロレスラーもプロレス団体も激減し、業界が再編されることになるかも知れない。でも、その覚悟なしに、この改革は成立しないと僕は思う。


【関連記事】
三沢光晴追悼特番を見る(その1) 僕はもう危険技に喝采しない。  | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜
前田さん、プロレス界に戻ってきてください。 | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜
三沢死亡の余波。 | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜

| プロレス&格闘技 | 01:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
【K-1 MAX】 魔裟斗のカリスマ。山本優弥の可能性。そして、残念なTBS。
JUGEMテーマ:K−1

昨日の「K-1 MAX」は放送された試合は、なかなかにエキサイティングだったけど、番組の作り方がちょっと残念だった。

ペトロシアンvsクラウスはダイジェスト、ブアカーオvsホルツケンは「その他の試合」扱いで結果のみ。そのくせ、ハイライトとかって同じ試合のリピートは有り。特にブアカーオの試合を放送なしってのは、あんまりだ。Twitterとかでも結構批判的な投稿が目立ってた。

放送された試合の中では、山本優弥とドラゴの一戦が燃えた。判定とは言え、あれだけアグレッシブに攻めていた山本の勝利は感動的。勝ちへの執着も見えた。小比類巻や佐藤は上手い試合を見せてくれるけど、何だか熱くはならないんだよね。そういう意味では魔裟斗引退後に日本人のスターとして育って欲しい人材だと思う。

トーナメントの行方は、ちょっと予想が難しい。だって、ブアカーオとペトロシアンの試合見れてないし。まあ、それでも決勝はサワーとペトロシアンで、サワーが優勝という順当な結果かな。勿論、山本優弥を応援するんだけどね。

魔裟斗と川尻の一戦は結果自体は予想通りだったけど、ここに至るまでのプロセスを含めて完成度の高い試合だったと思う。

先日、前田日明がインタビューの中で、最近のプロレスラーは興行を盛り上げる為のストーリーや設定、構図を考える能力が足らないとした上で、魔裟斗を引き合いに出して、
前田日明から見た「三沢光晴の死、そしてプロレスの未来」(後編) - 日刊サイゾー
「そういった意味では(キックボクシングの)魔裟斗なんか最高です。興行を盛り上げるってことをよく分かってる。いい試合を見せるだけじゃ客は付いて来ないんですよ。本当は、いろいろ考えてやればね、ちょっと動くだけで、何気ない技でも盛り上げられるんです。パンチ一発でも客を『おおっ!』と言わせることができるんですよ」
と評している。今回の川尻戦では魔裟斗のそういうセンスが遺憾なく発揮されたケースだと思う。

去年の大晦日の「Dynamite」で武田幸三が川尻にKO負けを喫したというところから、ここに至るまで魔裟斗は「K-1vsDREAM」「立ち技vs総合」というアングルをキチンと作って、自身の引退に向けてあと2試合とした上で、当然、1試合は今年のチャンピオン。もう1試合はと見渡した時に「K-1」ルールで「K-1」ファイターをKOした川尻に対して、「K-1」を背負って魔裟斗が決着を付けに行くという誰からも分かりやすく説得力のあるストーリーを作り上げた。

そして、試合でも見事に勝ってみせる。文句のつけ様が無い大団円だ。あまりにも格好良すぎる。まさにこれぞカリスマと呼ぶに相応しい姿だ。

魔裟斗と同じことが出来る選手が、今のMAXにいるだろうか?
残念ながらいないだろう。KIDについては、ストーリー云々以前に強さで持ってカリスマ性を支えていた印象が強い。その意味ではここ最近のKIDからは、かつてのカリスマ性が感じられない。佐藤や小比類巻は言わずもがな。強いて言えば、育て方を間違わなければ、山本優弥には可能性を感じるかな。

ともあれ、「MAX」は「DREAM」を含めて現在の「K-1」シリーズの中では、一番、面白いイベントなのは間違いない。それだけに、TBSは番組作りをもうちょっと考えて欲しいなあ。


【関連記事】
決定! 魔裟斗vs川尻! | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜
前田さん、プロレス界に戻ってきてください。 | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜

| プロレス&格闘技 | 17:44 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
三沢光晴追悼特番を見る(その2) うちの息子とジャイアント馬場 
JUGEMテーマ:プロレス


さて、今回の三沢の追悼特番を、僕は小学5年生の息子と一緒に見たのだけど、ちょっと面白い発見があった。

うちの息子は最近、僕の本棚に並んでいる『超最狂プロレスファン烈伝』がお気に入りらしく、よく読んで一人で大笑いしている。ちなみにそれ以前には全くプロレスには関心がなかったようなのだけど、あのマンガをきっかけにプロレスに興味を持ったようだ。

そんな息子が今回の特番の中で、一番、盛り上がっていたのは三沢&小橋組と馬場&ハンセン組の試合だった。

当時、この試合を僕がリアルタイムで見たのは、高校時代だったんじゃないかと思うのだけど、正直、「三沢も小橋も社長に付き合わされて大変だな」というスレた見方をしていた。要するに、馬場が三沢や小橋と五分にやりあってることについて、まるで説得力を感じていなかったのだ。既にプロレス誌とかも見ていたから、余計な情報が入って、プロレスを少し斜めから見るようになっていたんだ。

しかし、うちの息子は馬場のラリアートや十六文キックに、大真面目に反応していた。勿論、彼の頭の中には「ブックが〜」とか「社命が〜」とかそういう余計な情報はないから、馬場は強いと本気で思っている。馬場は三沢と小橋が二人がかりでないと投げられないほど強いレスラーだと思っている。ちなみに一番、盛り上がってたのは、馬場がニヤリと笑った場面。

そんなわけで、三沢が馬場からピンフォールを奪った瞬間、当然のように「馬場に勝つなんて凄えええ!」と絶叫。何かその姿を見て、僕は感動してしまった。

僕も子供の頃は同じだった。
いつから、僕はこんなに汚れてしまったんだろうか?

今度、息子に僕が中学時代くらいに録画していたプロレスのビデオを見せて見ようかな?

  

【関連記事】
『最狂超(スーパー)プロレスファン烈伝』が気付かせてくれたこと。 | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜
面白い。だけど、ちょっぴり切ない『肉の唄』 | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜
| プロレス&格闘技 | 18:44 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
三沢光晴追悼特番を見る(その1) 僕はもう危険技に喝采しない。 
JUGEMテーマ:プロレス

三沢の追悼特番をようやくゆっくり見れた。
懐かしい映像が満載。中学時代くらいからの思い出に浸ってしまった。

うまくまとめられないけど、思うところを書き連ねてみよう。

僕は元々、新日本プロレスしか見ていない奴だったので、三沢光晴というレスラーを知ったのは、タイガーマスクのマスクを脱いで、川田や小橋と超世代軍を結成した後くらいだ。僕は中学生だった。

その頃からどっぷりとプロレスにハマって、毎週、『週刊ゴング』を買うようになったし、会場にも足を運ぶようになった。

勿論、三沢の試合も何度か見たけど、白状すれば当時から基本的には僕は川田のファンだった。

そんな僕でも、三沢の名場面は記憶に残っていて、やっぱりテリー・ゴディ&スティーブ・ウィリアムスのSDD(“スーパー−・デンジャラス・デュオ”と言うか“殺人魚雷コンビ”の方が通りがいいかな?)との世界タッグ戦が最高だった。あのゴディのパワー・ボムをウラカン・ラナで返すシーンが最高だ。僕が三沢の最高の名場面を選ぶなら迷わずこのシーンを選ぶ。

結果として晩年(というのが辛いのだけど)になって、超世代軍時代には、夢の対決だった闘魂三銃士との対戦も実現したわけだけど、本音を言えば、15年前に実現して欲しかったカードだよ。

この特番はこの20年くらいのプロレス界の流れを追いかけるような構成になっていたけど、やっぱり後半になるに従って、技の危険度が増していく。投げっ放しや垂直落下は当たり前、コーナーからの雪崩式、場外への投げっ放し、花道からの投げっ放し……アナウンサーが「死んでしまう!」と絶叫していたけど、実際に三沢は死んでしまった。いや、三沢だけじゃないな、他にも死んでる。いつ死人が出てもおかしくない攻防の連続。

こうなった最大の要因はファンのニーズだろう。
かつてのストロングスタイルを標榜して原点回帰を目指した選手や団体もあったが、結局は上手くいかず、危険な技で盛り上げていく方向を選んだ。それはそうしなければ、ファンが付いてこなかったからだ。

この流れにストップをかけなければ、絶対に同じ悲劇が繰り返される。
統一コミッション制度が出来ても出来なくても、試合の中での禁止事項を明確にすれば良い。これまでにもルールを明確にしようという試みは何度かあったけど、結局、ファンの支持を得られずに失敗していた。

でも、これからは決められたルールの中で、どれだけ魅せる試合をするかというのが、プロの技術の基準となるべきだ。それを見せてくれれば、自ずとファンは付いてくる。

無責任に危険な技に喝采する時代は終わるべきだ。


<追記>
今回の三沢の死の少し前に、TBSの『金スマ』でボクサーの辰吉丈一郎の特集があった。うちの奥さんはあれでスッカリ辰吉のファンになったようだ。実際、命がけで目標に向かう辰吉の姿は格好良い。

ただ、僕はそれを煽るTBSの姿勢は間違ってると思う。
どう見ても、辰吉はパンチドランカーの症状が出てるし、このまま続ければ、リングで死ぬことも有り得るような状態だ。

今は辰吉について、そんな状況でも闘い続ける男の中の男みたいな扱いをしているけど、もし、辰吉が試合中に死ぬことがあったりしたら、どうするつもりなんだろうか?

ファンのニーズによって危険技がエスカレートするプロレスと同じだ。ファンが支持するから辰吉的な生き方が正しいという流れを作ることは間違ってる。本人が死を覚悟して挑んでいるとしても、それが危険だと判断すれば止めるのがマスコミの仕事だと僕は思う。

【関連記事】
三沢が! | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜
三沢死亡の余波。 | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜
前田さん、プロレス界に戻ってきてください。 | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜



| プロレス&格闘技 | 18:36 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
前田さん、プロレス界に戻ってきてください。
JUGEMテーマ:プロレス

今回の三沢の事件について、様々な人たちがそれぞれの立場からコメントをしてたけど、僕が一番興味があったのは、この事件について前田日明はどう思ってるんだろう?ということ。

日刊サイゾーの記事に前田のコメントが掲載された。
前田日明から見た「三沢光晴の死、そしてプロレスの未来」(前編) - 日刊サイゾー
前田日明から見た「三沢光晴の死、そしてプロレスの未来」(後編) - 日刊サイゾー
前田と三沢の間には、おそらく接点らしい接点は無かったと思うのだけど、三沢について、前田は選手としてよりも、経営者、指導者としての資質について非常に高い評価していたようだ。

肝心の事故については、以下のようにコメントしている。
日テレのプロデューサーが見たっていうんで、どうでした? って聞いたら、これは絶対に放送には出せないと。三沢が落ちた瞬間に、全身がバッと青ざめるんだって。ほとんど即死だったみたいだね。その前にコーナーから投げ捨てられて、フラフラし始めたっていうんだけど、悲劇だったのはね、相手も、レフェリーも、セコンドも、みんなが『社長だから大丈夫だろう』『三沢だから大丈夫だろう』と思って、誰も注意して見てやれなかった。プロレスでは"セール"って言うんだけど、演技でするフラフラと、本当に効いているのと、ちゃんと見てれば分かるはずなんだけどね。それでも、頸髄(けいずい)離断っていうのは異常だよ。大ベテランの三沢がそうなるってことは、同じ状況が誰に起こってもそうなってたってことだからね。明らかに、あり得ないことが起こっていたってことだよね
「三沢だから大丈夫」っていう感覚は、おそらく現場の中にあったのだろうと思う。ある意味では三沢という超一流の選手だからこそ、起きてしまった悲劇だ。
今テレビなんか見てると、投げ捨ての技で選手が変な角度で落ちても、セコンドやレフェリーが『あ、ヤバイ』って顔をしないんですよ。平気で眺めてる。俺たちが若い頃は『本気でコイツ壊したいと思ったら投げ捨てろ』と教えられた。それくらい危ないんですよ、投げ捨ての技というのは
「ビッグマウス・ラウド」に協力し、久々にプロレスの現場を見て、前田は現在のプロレス技について、危険性を感じたという。

これは僕の記憶を手繰っての話になるが、たしかプラム麻里子が死んだ時にも、馳浩や当時は現役を退いていたOGのダンプ松本なんかが、エスカレートする技の危険性に警鐘を鳴らしていたと思う。やはり、第一線を離れている選手ほど危険な技について敏感になるのかも知れない。

最終的には三沢の事件をきっかけにインタビューは現状のプロレス界への問題提起に発展するが、一つ分かったのは、前田はやはりプロレスに対して今でも、かなり強い想い入れがあるということ。

今回の事件を受けて発足が検討されはじめた統一コミッション、そして、プロレスラーのライセンス制度に話が及んだ時のコメントには、分かりやすくプロレスとアントニオ猪木への思いが滲んでいた。
今は......ムリだと思うよ。だって、じゃあ『ハッスル』はどうすんの? っていう話になる。芸能人出るじゃん。あれはもうプロレスラーじゃないよね。それに『ハッスル』だけじゃない。アントニオ猪木がタッキー(滝沢秀明)とプロレスやっちゃったじゃない(00年3月14日/横浜アリーナ)。よく『前田日明がプロレスを壊した』なんて言われるけど、そうじゃない、アントニオ猪木が壊したんですよ。タッキーとやった時点で、観客もガッカリしたし、選手もガッカリしたし、俺も涙が出るほど悔しかったよ。猪木さんが何を、金のためにこんなことしてんの、って。プライドはどこにいったの、って。プロレスであれが許されると、もう誰も『ハッスル』のことなんて言えない。『ハッスル』もプロレスだって言うしかない。そしたら、ライセンス制なんてムリですよ

そして、前田は三沢の死を関係者がきちんと検証することを提言する。
三沢が何故死んだのか?を考えなければダメだと言う。

やはり前田日明はもう一度、プロレス界に戻るべきだ。
そう思ったのは、僕だけか?


【関連記事】
三沢死亡の余波。 | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜
頑張れ!斎藤彰俊! | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜
三沢が! | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜
| プロレス&格闘技 | 15:02 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
プロレスラーのサル虐待問題。
JUGEMテーマ:プロレス
「プロレスラーがサル虐待 首絞め、熱湯、花火…」:イザ!
神戸市に拠点を置くプロレス団体「ドラゴンゲート」の練習場で飼われていたニホンザルが虐待されていた疑いが強まり、兵庫県警が動物愛護法違反(虐待、特定動物の無許可飼育)容疑で捜査していることが24日、分かった。同団体は「虐待」を否定しているが、サルの首根っこをつかんで持ち上げる写真を、ブログ掲載した所属レスラーに対して無期限謹慎処分とするなど波紋が広がっている。
何やってんだ!
今、最も結果を出してプロレス界を盛り上げているドラゲーでの事件。
バカとしか言いようがない。

動物を虐待しちゃダメだし、ましてや、それを自慢げにブログに公開することが、良いのか悪いのか、こんな判断は子供でも出来る。

モラルの問題は勿論として、それが営業的に団体に与える影響、プロレス業界全体のイメージに与える影響。考えれば分かる筈だ。

選手の実名は記事には書いてなかったけど、ちょっとネットで調べたらすぐに判明した。ここでは名前を書かないけど、「探偵ファイル〜スパイ日記〜」に詳しい記事が書いてあった。リンクを貼っておこう。
探偵ファイル〜スパイ日記〜/サル虐待を楽しむ最低のプロレス団体・ドラゴンゲート/高橋
探偵ファイル〜スパイ日記〜/極悪非道!ドラゴンゲートのサル虐待は日常茶飯事/高橋

ドラゴンゲートはサルの虐待を否定しているみたいだけど、ブログの写真や記事については、どう説明するするつもりなんだ?

こういう事件に対して、団体内でしかペナルティを与えたり、調査したりすることが出来ないのが現状のプロレス界。仮に所属団体が問題の選手に責任を取らせて解雇しても、他の団体が拾い上げる可能性は残る。あるいはそれすらアングルに仕立てて、団体対抗戦とかやりかねない。ペナルティにもならない。

そういう意味でも、しっかりと機能する統一機構は必要なんではないだろうか?

それにしても、最近、プロレスが一般紙を賑わす時って、悪いニュースばかりだ。もっと、良いニュースが紙面を飾って欲しいなあ。


【関連記事】
三沢死亡の余波。 | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜
| プロレス&格闘技 | 10:36 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
三沢死亡の余波。
JUGEMテーマ:プロレス
三沢さんの悲劇繰り返すな…自民党が動いた(格闘技) ― スポニチ Sponichi Annex ニュース
日本全国が悲しみに暮れた三沢さんの死が政治の場でも議論されることになった。三沢さんの誕生日だった18日、自民党は渡海紀三朗文教制度調査会会長、元プロレスラーの馳浩文部科学部会部会長が発起人となり、文部科学部会・文教制度調査会合同会議を開催。プロレスラーの事故死について話し合うことになった。会議にはノアの仲田龍取締役統括部長、新日本の菅林直樹社長、三沢威メディカルトレーナー、全日本の武藤敬司社長、内田雅之取締役の5人が招集された。
統一コミッションみたいな話は、わりと昔から話には上るけど、いつの間にか立ち消えになったり、有名無実化したりというのを、繰り返してきてたように思う。

ただ、今回は発起人が馳浩文部科学部会部会長とのことで、ある意味ではプロレスラー主導でありつつ、国の側も動いている。馳議員自身もかつてバックドロップで死の淵まで行った経験のある人だから、きっと、キチンとした道筋を示してくれるだろう。期待したい。

そんな中で、その会議のメンバーに名を連ねている松浪健四郎議員の、

「プロレスという競技の位置づけを考えなくてはならない」

という言葉の意図するところが少し気になる。
これはつまり、プロレスは「競技」か「ショー」かという議論をしようという意味合いを含んでいるのだろうか?

僕は先日のエントリーで「もうプロレスファンではなくなりました宣言」をしたんだけど、微妙に複雑な気分だ。

そうそう、この三沢の件で、当事者の1人である斎藤彰俊の自宅に嫌がらせをしている奴がいるらしい。バカとしか言いようがない。そんなことしたところで、何一つプラスに働くことはない。

重ねて言うけど、僕は斎藤彰俊を応援してます。

【関連記事】
頑張れ!斎藤彰俊! | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜
三沢が! | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜
『最狂超(スーパー)プロレスファン烈伝』が気付かせてくれたこと。 | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜


| プロレス&格闘技 | 11:45 | comments(1) | trackbacks(1) | pookmark | このページのトップへ
『痛快無比!芦原英幸読本』読了。
JUGEMテーマ:格闘技全般

芦原英幸という名前を最初に知ったのは、たしか佐竹雅昭を主人公にK-1の創成期を描いたマンガ『となりの格闘王』の最終巻に載ってた石井館長の若き日を描いたマンガだったと思う。

石井館長は芦原道場の出身。芦原英幸の弟子にあたる。で、独立して大阪に正道会館を創設し、K-1を立ち上げる。そう考えると、芦原英幸がいなければ、今のK-1の隆盛は無かったということか。

で、この『芦原英幸読本』では、芦原英幸と縁の深い人たちが、芦原英幸について語る。個人的には緑健児のファンだったので、緑のインタビューが載ってるのが嬉しかった。

それにしても、やっぱりここにも梶原一騎の影。
最近、読む本、読む本に梶原一騎の影がチラつく。まあ、芦原英幸って言えば、『空手バカ一代』において大山倍達と並ぶ主人公の1人だから、当然と言えば当然なんだけども。そうそう、この本でも真樹日佐夫のインタビューがある。

もっと、ケンカばかりの人かと思っていたが、どの人の話の中でも共通して芦原英幸という人は真面目な人柄だったことが語られている。ちょっと、意外。

ただ、そんな中で、芦原英幸の哲学として紹介されている言葉が印象深い。
いくら正しいと主張しても、暴力に負けてはどうにもならない。
これはまさしくその通り。
やっぱり、自分の正しさを貫く強さは必要なんだ。

芦原英幸は格好良い。
ああ『空手バカ一代』を読みたくなった!

  


【関連記事】
『梶原一騎伝』読了。 | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜
決定! 魔裟斗vs川尻! | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜
| プロレス&格闘技 | 00:38 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
頑張れ!斎藤彰俊!
JUGEMテーマ:格闘技全般
「斉藤選手、三沢さんの遺影に涙の土下座」:イザ!
三沢さん最後の試合で対戦相手の一人だった斎藤彰俊選手(43)はこの日の試合後、リングサイドに飾られた遺影に向かって土下座。「(三沢)社長はまだまだやりたいことがあったのに。おれがあんなことをしちゃって。どんな重い十字架でも背負う」と涙ながらに話した。
彰俊が悪いんじゃない。
あれはリング上の事故だ。

彰俊のブログから、記事を引用する。
これは今年の2月26日に書かれている。
現世 ? 齋藤彰俊公式ブログ:Death & Dark

短くも思われ  長くも感じる。

変らぬ日々が訪れ、永遠に続くのではないかと錯覚してしまう時さえある。

喜怒哀楽を幾度味わった事か・・・

なんと儚く

そしてなんて素晴らしいのだろう・・・

終結への序曲を聴く事が出来るのだろうか

唐突に幕を閉じるのか・・・

いずれにしても振り返る事などはなく、前のみを見て生きたいものだ。
まさしく、その通り。
故に生きている人間は、前を向いて生き続けなきゃならない。

僕は斎藤彰俊選手を応援してる!


【関連記事】
三沢が! | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜
| プロレス&格闘技 | 21:56 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ

ブログパーツ