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【ネタバレ注意】ゲームブック『チョコレートナイト』プレイ日記(その1)
JUGEMテーマ:ゲームブック

鈴木直人のゲームブック『チョコレートナイト』を読み始める。
完全新作かと思っていたが、かつてのブームの末期に完成していながら未発表になっていた作品らしい。



せっかくなので、プレイ日記を書いてみようと思う。
ネタバレお構いなしに書くことになるので、これからプレイしようという方は、ここから先を読まずに立ち去られることをお奨めする。

僕の名は「ポポレイポラ」。ファジィ族で一、二を争う勇者である。
ファジィ族というのは、外見は直立した猫のような姿の種族。
身長は1m程度。ベジタリアンで常に外敵に脅え質素に暮らしているそうだ。
勿論、そんな種族だから勇者とは言え、当然、弱い。

それにしても、ゲームブックなのにルールを説明するセクションがないなあ。と思っていたら、冒頭でポポレイポラ自身がルールを説明してくれた。と言っても、アドベンチャーシートも必要としないくらいに簡単なルール。本当にメモ用紙一枚で事足りる。

で、この冒険の目的を少し説明する。

まず、一人のお姫様がいた。彼女は人間だ。彼女のことをポポレイポラらファジィ族たちは大好きだった。そんなお姫様の父君が病に倒れてしまう。そこにコーシュマル城に住む魔法使い(おそらく悪者)から手紙が来る。手紙には魔法使いがお姫様との結婚を望んでいることと、父君を救うことが出来るのは魔法使いの調合する薬だけだということが書かれていた。魔法使いのもとになど嫁ぎたくない姫様、しかし、父親思いのお姫様が魔法使いの言いなりになってしまうのは時間の問題と思われる。

そんなわけで、ファジィ族の長老たちはお姫様の為、薬を手に入れ、尚且つ、お姫様の縁談を破談にする為に、ファジィ族の勇者たちを、コーシュマルに向かわせる決定をした。“たち”と書いたように、最初はカバヤ、ロッテ、メージなんていう名前の仲間も一緒だったのだけど、ホームシックで帰ってしまったりして、結局、ポポレイポラ一人がコーシュマルの近くまで辿り着いた。

という所から、ポポレイポラの冒険が幕を開ける
ここから先は僕とポポレイポラは一心同体。イコールで結ばれた存在だ。

さて、コーシュマルへの最初の難所に早速出くわす。
その橋はつるつるとした滑らかな材質でできていて、手すりもない。何より変わっているのは、何か不思議な力で引き裂かれ、ねじ曲げられたようになっていることだった。
イラストが書いてある。そこには6つのルートが描かれている。6つの中からヘリに掴まった状態で落下することなく渡りきれるルートを選べとのこと。

イラストを見ながら、頭の中で渡るイメージを描いてみたが、よく分らないので、適当に一つ選んでみた。

結果は見事に落下。ゲームオーバーにはならなかったが、いきなりダメージをもらってしまった。

このゲームではダメージは数字ではなく、Dという記号を一つメモするということで管理するらしい。つまり僕はここでDを一つもらった。これ、いくつもらうとアウトなんだ?

これはひょっとして、この橋自体を迂回するのが正解なのか?と思って、橋を通らない道を進もうとしたが、結局、その道は行き止まり。“ねじくれた橋”に戻された。お蔭様で余計な時間を浪費した。

ここで今度はTという記号を記す指示。どうやら、時間経過はTという記号で管理するらしい。と言うことは、この冒険にはタイムリミットがあるということか! となると、総当りで進むというわけにはいかないな。このTの方もいくつになるとアウトかはまだ分らない。

で、再び“ねじれた橋”。
今度は穴が開くほどイラストを凝視してルートを探す。
……まったく分からん。仕方がない勘でいこう。
一つのルートを選んだ。
ぼくの選択は正しかった。僕はねじ曲がった橋を渡り終えた。もう一度歩道の上に足で立つと、泣き出したくなるくらいにうれしくなった。
僕は最初の関門を突破した。

しかし、この冒険はなかなか休みをくれない。
いくつかのブッシュを抜けると、大きな池に出くわした。
水しぶきを上げて、池の中央に不気味な怪物が立ち上った。そいつは余り大きくはないが、恐ろしげな姿をしていた。銀灰色の泥人形のようだ。
最初の戦闘が始まる。このゲームでは変動するパラメータのようなものはない。どうやら、戦闘のたびに僕には「技量」という数値が与えられるらしい。敵にも技量があり、これの数値にサイコロ二つの出目を足した合計を比べあう、大きい方の攻撃が当ったことになる。同点でも僕の攻撃は当ったことになるので、やや僕が有利。敵には体力という数値も設定されていて、僕の攻撃が当ると敵は2ポイントのダメージを受ける。逆に僕が攻撃をもうらうとDを1つ書き加えることになる。これを繰り返し、敵の体力が0になると僕の勝ち。Dの記号が5つになると僕の負け。これがこのゲームの戦闘のルールだ。

結果は1発攻撃をもらったが、何とか銀灰色の泥人形を退けた。
早くもDが2つ。5つで負け、おそらくはゲームオーバーだとすると、かなりピンチなんじゃないか?

と思っていたら、森で食料を手に入れて、二つのDを消すことに成功した。つまり、体力が全快したということだ。そして、お弁当も手に入れた。ここでFを2つ書き加えることになる。なるほど、食料はFか。時間を使ったのでTが1つ増えたけど、ここは急がば回れだろう。

そうそう、たしかここで金貨も拾った筈だ。でも、金貨を拾ったことを記録しておくような指示は一切ない。フラグじゃないのか?

続いて、通りすがりの豚に遭遇する。豚と言っても、『紅の豚』のポルコのように直立歩行する豚だ。この豚が厄介だった。
「101・41・32・12・35・12・44・93……!」
ありゃ!? 何て言ったんだ?
と言う具合に、数字の羅列しか話さない。豚語か?
この数字の羅列は見た瞬間に五十音の子音と母音を数字の組み合わせに置き換えたものだと見当が付いた。でも、実際に解読するとなると、これがなかなか骨が折れる。

どうにか解読すると、何やら意味ありげなコトを言っている。
「チエインロツクハ、ウソツカナイヨ。コインハトウカニカエテカラシルクハツトヲツカウトイイ」
多分、これで間違いないと思う。“チエインロツク”というのは固有名詞っぽい。人の名前か? 問題はその先、“コイン”というのはさっき拾った金貨のことか? それを“トウカニカエル”がよく分からん。「等価交換しろ」という意味か? それとも「陶貨」か? うーん? おそらくこの先の冒険についてのヒントなんだろうけど……というところで、豚君とは別れた。

ここまでプレイしてみて、なんとなく『チョコレートナイト』の全体像が見えてきた。完全にゲームブック初心者に向けて作られたゲームになってる。ここまでプレイ時間はおよそ30分弱だけど、この序盤の冒険で戦闘のやり方や、DやTといった記号の記入など、チュートリアルになっている。本来、ルールを説明するセクションでやるべきことを、ゲームの中に入れてしまっているわけだ。確かに説明書を読むのは面倒だけど、こうしてゲームの中で説明されれば自然に読んでしまうことになる。初心者向けとしては悪くないんじゃないかな?

一方で“ねじれた橋”や豚君との会話など、クイズやパズルのような要素が結構、入っている。これが書かれた時期を考えに入れると、ブームが下火になってきて、何とかもう1度、ゲームブックを盛り上げようと試行錯誤して、新しい層を取りこもうという狙いが窺い知れる。

と、今日のところはこのあたりで冒険を中断しよう。
続きはまた。

→ 「その2」へ続く!


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