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『DRIVE』は傑作。これはもうSABU監督のワンパターンを超えた名人芸だ!
評価:
---
Amazonおすすめ度:
時速40?って・・・(笑)
So good
柴崎さんはあまりでないのに

 
JUGEMテーマ:映画

僕が見たSABUの作品は『弾丸ランナー』『アンラッキー・モンキー』に続いて、この『DRIVE』で3本目になる。3本とも何だかよく分からない事件に巻き込まれた連中が、ひたすら走り回る話だった。

この『DRIVE』もそうなんだけど、基本的に映画全体が「ピタゴラスイッチ」なんだよね。何かひとつのきっかけから、連鎖的に事件が発生して気がつけば、大変な事態になっている。これをワンパターンと見るか、SABU監督の「芸」と見るかは、人それぞれだけど、僕はこの映画については後者だ。だって、すごく面白かったもの。

神経質で律儀な男(堤真一)が銀行強盗(大杉漣、安藤政信、寺島進)に車を乗っとられたことから始まる、深夜のドライブは最高に面白い。一癖も二癖もある登場人物たちが次々と登場し、夢と現実の狭間で様々な「縁」に導かれたドラマが描き出される。

全体を通してブラックなユーモアが満載。何度も声出して笑ってしまった。寺島進がライブハウスでパンクバンドを従えて、観客に説教するシーンなんて最高にツボだった。そうそう、さっき「ピタゴラスイッチ」って書いたけど、松尾スズキが出てくるレストランのシーンなんて、まさにそのものだ。

役者はメインの4人以外にも、芸達者が揃っている。銀行強盗を出し抜いてものの、結局、とんでもない目に合う筧利夫とか、主人公の叔母のキャリーこと根岸季衣とか、本当にどのキャラもハマっている。あと、出番はそんなに多くないものの、重要な役で柴咲コウが出てくる。僕は正直、柴咲コウはそんなに好きな女優じゃないんだけど、この映画で初めて「あ、この子、可愛かったんだ」と思いました。

かなりご都合主義的なシナリオではあるんだけど、そこはこの映画にとって目くじらを立てるところじゃない。単純にハッピーエンドを楽しむ映画だよ! 多分、これから何度も見返したくなると思う。そのくらい面白かった。
| 映画 | 03:08 | comments(1) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
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コメント失礼します*
テーマから来ました。

SABU監督私も大好きです。
ピタゴラスイッチ(笑)あまりにはまってる表現で思わずコメントしちゃいました。

突然すみませんでした。
| mame* | 2010/01/18 10:52 PM |
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