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ジャンプ打ち切り漫画列伝『僕は少年探偵ダン♪♪』


ジャンプの打ち切り漫画をいろいろと読んでいると、「これ面白いのに……」みたいな作品に結構出会います。一方で「打ち切りもやむなし」という作品も当然あるわけです。今回紹介する『僕は少年探偵ダン♪♪』は今のところ僕の中での後者の代表格みたいな作品ですね。

作者はガモウひろし。93年からジャンプで連載されたヒーローギャグ漫画『とっても!ラッキーマン』をヒットさせ、その連載終了後に発表された作品が『僕は少年探偵ダン♪♪』です。

内容は、主人公の少年探偵ダンこと一刀両ダン(小学生)が活躍する推理ギャグ漫画。


ハードボイルドを気取る小学生・一刀両ダン。

一般的に探偵漫画で少年探偵というキャラは、それぞれに「少年だけど大人顔負けの推理ができる」理由がありそれが個性になっていますよね。例えば金田一一なら「金田一耕助の孫」、コナンなら「実は高校生」みたいな。で、本作の主人公ダンがなぜ推理できるかと言うと、「頭にお酢の瓶が突き刺さって以来、頭が酢入(スイリ=推理)になった」というダジャレです。


頭にお酢を流し込む是非とも実写で見たい!衝撃のエクストリーム表現!

劇中でダンが推理する場面では、必ず頭の傷から酢を流し込むという、超エクストリームなことをやります。正直、僕はこのアイデアが面白いとは思えないです。

絵も手い人とは言えないですよね。「個性的な絵」という方向で評価を得る漫画家さんもいらっしゃいますが、ガモウひろしの場合、単純に下手な絵って感じなんで、そこにも魅力がない。


レギュラーキャラの相棒・小空とヒロイン・栗ちゃんも、微妙な絵。


ハッキリ言って、これまで読んだ打ち切り漫画の中で、一番辛かった。ギャグがダメ。絵も下手。ミステリ要素も大したことない。となると、読むだけ時間の無駄って感じですが、物語の終盤で描かれる霧の中の心理戦。ここだけは読む価値があると思います。

と言っても、この場面が単体で面白いかって言うと、ギャグマンガにあるまじき膨大な文字数を小さいコマに詰め込んで、しかも絵で説明できてるわけでもないので、ハッキリ言うと物凄く読み辛い場面なんです。


正直、このサイズだと何書いてるか分かりません。これが10ページくらい続きます。


ただ、ここに一本の「大場つぐみ」という補助線を入れてください。

大場つぐみは小畑健とコンビを組み『デスノート』『バクマン。』を立て続けに大ヒットさせた覆面原作者で、その正体について、半ば事実として語られているのが「大場つぐみの正体はガモウひろし」という説。

最初に聞いた時は『ラッキーマン』と『デスノート』が全然繋がらなくて、全く信じられませんでした。ただ、ガモウひろしが本作の終盤でやろうとしたことは『デスノート』に通じるものです。大場つぐみが本当にガモウひろしなのだとしたら、その原点の一つは『僕は少年探偵ダン♪♪』なのではないでしょうか?

そういう意味で、『デスノート』と併読することで、本作には価値が生まれるような気がします。

  

| 漫画 | 10:18 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
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