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ジャンプ打ち切り漫画列伝『柳生烈風剣連也』


昨年末、フラリと立ち寄った古本屋で1冊の本を見つけました。
それがきっかけとなり、僕はジャンプの打ち切り漫画の収集を始めました。
そして、その1冊というのが野口賢の『柳生烈風剣連也』です。

ざっくりとあらすじを紹介すると、主人公・連也が異国の暗殺者に攫われた姉を取り戻す為に大陸へと渡り冒険するというお話です。僕は本誌連載時にこの作品を読んでいたのですが、結構好きな作品だった気がします。

 
主人公の柳生連也。左が少年時代で右が青年時代。

主人公の連也は実在の剣豪・柳生連也斎こと柳生厳包の少年時代ということになっています。連也斎は隆慶一郎らの作品にも登場する時代小説界ではちょっとした有名人らしいですが、「ジャンプ」の読者層とはズレてるでしょうね。

主要登場人物の中では爺こと高田三之丞も実在の人物ですが、この辺りは同姓同名の人物が出てくるファンタジーだと思ってください。


連也の姉・さやか。ヒロイン的なキャラですが、終盤ではまさかの。。。

連也の前に立ちはだかるのは、彼の姉・サヤカを誘拐したベルガ帝国の将軍ナハトム・ジーク。彼はスコットランドのハイランダーで超能力者で「キャッチ・アズ・キャッチ・キャン」という闘技の使い手です。ちなみに「キャッチ・アズ・キャッチ・キャン」は実在する格闘技ですが、その源流はスコットランドではなくお隣のアイルランドだったりします。まあ、そこは大目に見てください。


ラスボスのナハトム・ジーク。それにしても「ナハトム・ジーク」って。。。

連也が旅の途中で出会うのがペルシャの王女サーシャ。彼女には二人の姉がいて三姉妹を揃えると古代兵器アグネアの封印を解く鍵になるという、寺沢武一『コブラ』を思わせる設定のヒロインです。


もう一人のヒロイン・サーシャ。やたらに薄着なペルシアの王女。

さて、本作の最大の見所と言えば、やたらに目立つ『機動戦士ガンダム』をはじめとしたサンライズ系ロボットアニメのオマージュネタではないかと思います。

連載当時は気付かなかったのですが、改めて読み直すと出てくる出てくる。
例えばベルガ帝国の兵士がモビルスーツとかオーラバトラーとかを思わせるデザインの甲冑を着てたり、「移動要塞ザンジバル」「マグネットコーティング」「ジェット・ストリーム・バード・アタック」なんてのも出てきます。この辺りは作者の野口賢の趣味全開なんでしょう。僕もそっち方面は嫌いじゃないですから、ちょっとニヤリとしてしまいました。


モビルスーツ?オーラバトラー?


ガンダムで見たことあるぞ!



マグネットコーティング!ちなみにこの人の名前はグラドゥス博士。元ネタは『レイズナー』でしょうか?

この作品は単行本1巻で打ち切りとなってしまいましたが、物語の中では実に12年もの歳月が経過しています。当然、描きたかったけど描けなかったエピソードもあると思います。ただ、打ち切りによってジャンプ的ではない微妙な味わい結末を迎えたとすれば、それはこの作品にとってはかえって良かったのかも知れないと思います。



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