読んだ本。観た映画。聴いた音楽。だいたいそんなようなコトを比較的地味に書いてます。
SPONSORED LINKS
Profile
Search this site.
人気のエントリー
最近、読んだ本
最近、読んだ漫画
zhi_zeの最近読んだ本
MOBILE
qrcode
Others
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

| - | | - | - | pookmark | このページのトップへ
“K-1”をオリンピック種目に! 僕はちょっと異議アリ!
JUGEMテーマ:格闘技全般
スポーツナビ | 格闘技|ニュース|「K-1を五輪公開競技に」谷川EPの未来予想
K−1を主催するFEGの谷川貞治イベントプロデューサーが、YouTubeの「K−1 Channel(http://www.youtube.com/K1)」で、2016年東京五輪開催の場合、K−1を公開競技としたい構想を明かした。
K−1は8月に“K−1真夏の2デイズ”と称し、高校生を対象とした「K−1甲子園(10日・代々木第二体育館)」と、無差別級ワールドグランプリの世界最終予選(10日・代々木第二体育館)を開催し、この2大会を五輪公開競技へ向けた“試金石”としたい考えだ。

谷川さんは偉くなったなあ。
これは皮肉でも何でもなくて、本当に率直な感想。
だって、ちょっと前まで格闘技雑誌の編集者だった人が、「日本人の力を結集すればK-1をオリンピック競技にすることは不可能じゃない!」とか、アジってるわけだから。

と言うか、そもそも「K-1」が偉くなった。
1回目のグランプリが開かれた時には、本当に格闘技ファンの間でしか話題にならなかった。当時、高校生だったけど、同級生に佐竹雅昭とかピーター・アーツとかモーリス・スミスとか言っても伝わらなかったもの。

それが今や、どこまで本気かはともかくとして、オリンピック種目化を視野入れるというところまでステータスを上げて来ている。考えてみたら、「K-1」以前に正道会館がやってた興行の名前が「格闘技オリンピック」だった。まさか、その頃には本当に「オリンピック種目を狙う」というところまで、「K-1」(当時はその名前は無かったけど)が大きくなるなんて、考えてもいなかったと思う。

一方でMMA(総合格闘技)をオリンピック種目にしようという動きもある。古代オリンピックではパンクラチオンが正式種目として存在していたことを考えれば、僕はこっちの方が「K-1」よりも可能性が高い気がする。実際、アテネの時にパンクラチオンを公開競技にしようとする動きはあった筈だ。勿論、ルール面を調整する必要もあるだろうけどね。

今回のインタビューの中で、谷川さんは「アマレスにフリーとグレコがあるように、空手の中に全空連(寸止め)、極真、K-1(グローブ空手)というカテゴリがあっても良いし、ボクシングの中にキックのカテゴリがあっても良い」というような意味のことを話していて、空手(この場合はまず、空手がオリンピック種目になる必要があるが)、ボクシングという既存の種目の中に「K-1」が入ることで、オリンピック種目を目指す方向性だと、僕は理解した。

確かにその方法が、オリンピック種目に「K-1」を送り込むには最も現実的であり最短距離であるという気がする。

しかし、僕はちょっと待てと言いたい。

そもそも、「K-1」がスタートした時の理念というのは、空手、キック、ムエタイ、サバット、ボクシングなどあらゆる立ち技格闘技の選手を、同じリングに上げて、最強を決めるというものだった筈だ。

この理念のもとに、極論すれば空手もボクシングも「K-1」の中の1つのカテゴリに過ぎない。だったら、空手やボクシングの中に「K-1」が入ってしまうのは、明らかに理念に反することなんじゃないか?

「K-1」がメジャー化するのは嬉しい。
だけど、「オリンピック種目の中にどんな形でも良いから入りましょう」的な考えには違和感がある。

とりあえず、『となりの格闘王』を読み直して、「K-1」初期の理念を思い出してみようかな。


【関連記事】
【K-1 MAX】 魔裟斗のカリスマ。山本優弥の可能性。そして、残念なTBS。 | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜




続きを読む >>
| プロレス&格闘技 | 11:01 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
ミハエル・シューマッハ電撃復帰
JUGEMテーマ:F-1グランプリ

ミハエル・シューマッハがマッサの代役としてフェラーリのシートに座ることが決まったようだ。

マッサの代役については、フェラーリのテストドライバーをはじめとして、トロロッソを解雇されたばかりのブルデーや、ルノーを切られるであろうピケJr、あるいはルノーからアロンソが電撃移籍してくるという離れ業まで、様々な噂が飛び交っていた。

そんな中でシューマッハの復帰という可能性も否定されていなかったわけだけど、個人的にはアロンソの電撃移籍と同じくらいに可能性の低い話だと思っていたので、決定の一報にかなり驚いた。

フェラーリのシートに座るシューマッハを再び見ることが出来る。マッサには悪いけど、これは素直に楽しみだ。ハミルトンやベッテルとの対決という、夢の対決が実現する。

体力面やブランクの問題もあり、最盛期のパフォーマンスを期待するのは難しいだろうが、そこを経験と才能で補ってくれるのがシューマッハだと思う。シューマッハの復帰によって、ライコネンは危機感を抱くことになるのかも知れない。

それにしても、F-1に限らず、アスリートは随分と長く競技を続けられるようになった。医療面などでアスリートをバックアップする環境がより向上したというのが最大の要因だろうけど、一方では新しいスターが出て来ていないということのようにも思える。

F-1で言うと、プロストとセナの時代があって、シューマッハというスーパースターの隆盛と引退。その後に続く、スターがまだ育って来ていない。

ホンダに続いて、BMWも今期限りでの撤退を発表した。F-1を取り巻く環境はますます厳しくなる。どんな世界でもそうだけど、飛びぬけたスーパースターの存在が、その世界そのものを引き上げていく。

今回のシューマッハの復帰がきっかけになり、例えばベッテルあたりが、スーパースターとして開花してくれることに期待したい。


【関連記事】
ハンガリーGP決勝 ハミルトン&ライコネン復活! | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜



| スポーツ | 10:54 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
『キン肉マン』11巻で見つけたバトルマンガに求める6つの要素
JUGEMテーマ:漫画/アニメ

僕が初めて買ったマンガの単行本は『キン肉マン』の11巻だった。

何故、11巻だったかと言うと、たまたま友達が学校に持ってきていたのを途中まで読んだから。その後、家に帰って、おばあちゃんに頼み込んで買ってもらったのを今でも覚えてる。たぶん、その時の最新巻だった筈だ。

ちょっと前に岡田斗志夫さんがブログで、『キン肉マン』を「The 集英社マンガ」」と評していたけど、これは僕も全くの同感。で、今にして思えばたまたま初めて買った11巻には、後に600万部を達成するジャンプのバトル漫画のフォーマットが詰まっていて、尚且つ、それは僕が好きな物語の原点になっているように思う。

そんなわけで、今回は『キン肉マン』の11巻の中に見出した、僕が面白いバトルマンガに求める、6つの要素をピックアップしてみた。



■主人公がいなくても成立する

10巻から始まった「七人の悪魔超人編」。10巻でステカセキング、ブラックホールを倒したキン肉マンだが、瀕死の重症を負ってしまう。絶体絶命のその時、かつてのライバルであるテリーマン、ロビンマスク、ウォーズマン、ウルフマン、ブロッケンJrの五人がキン肉マンに代わって、悪魔超人との戦いを買って出るというあたりが、この11巻。

この巻では最後の方で少しキン肉マンのバトルも描かれるが、キン肉マン自身はほぼ観客あるいは解説役で、仲間たちと悪魔超人のバトルがほぼ全編に渡って描かれる。

それまでにも、そういうフォーマットの漫画がないわけではないだろうけど、少なくとも僕にとって、これは画期的だった。主人公が不在でも物語が成立する。と言うよりも、シチュエーションや場面によって、仲間キャラが主人公になり得るというのを示してくれたわけだ。


■かつての敵が仲間になる

話が前後するが、少なくともロビンマスク、ウォーズマン、ウルフマンの3人はここまで、キン肉マンに対して、明確な敵キャラだった。それが戦いと通じて、友情が芽生えて味方になるというドラマをここで見せてくれる。

これ以前にもそれに近いドラマは『キン肉マン』の中にも存在していたけど、ここまでハッキリした形でそれを示したのは、「悪魔超人編」が最初だったと思う。

11巻の中でも、仲間との友情を馬鹿にされたテリーマンが魔雲天に対して激昂するシーンがあるが、ここまで10巻を費やして友情を結ぶドラマを盛り上げてきたからこそ、敵が仲間になるという展開にも説得力があった。

余談だけど、『キン肉マン』の次作にあたる『ゆうれい小僧がやってきた』でも、日本妖怪と西洋妖怪の対決という同じような図式のバトルがあるのだけど、そこに至るまでのドラマが十分でなかったので、同じように描かれる友情のドラマにまるで魅力を感じなかった。


■主人公のサイドが負ける

基本的に主人公は負けないものだ。さらにその延長として、主人公の仲間たちも負けない。なんとなく『キン肉マン』以前に僕が見たり読んだりしていた物語は、そういう展開が多かった。

仲間が主人公の露払い的に登場して負けるというのはあった。あるいは強敵とのファーストコンタクトでまず負けて再戦で勝利するという展開もあった。ただ、どちらの場合もなんとなく最初から負けることが予想できてしまうような場合が多かったと思う。

11巻ではロビンマスクとウォーズマンが敗北する。これは衝撃の展開だった(実はそれ以前にウルフマンも無残に敗れているのだけど……)、どっちの試合も僕は最後の最後までロビンマスクとウォーズマンは勝つと思っていたから。

僕は「ザ・ジャンプ漫画」を挙げる上で『キン肉マン』の対抗馬は『リングにかけろ』かなと思ってるんだけど、『リンかけ』の場合には、例えば世界Jrトーナメントの目標が無敗の完全優勝だったことからも分かるように、基本的には主人公サイドは負けないドラマで成り立っていたと思う。これは読んでいて「もしかしたら……」という要素を読者から薄れさせてしまうことになる。

主人公サイドにも負ける可能性が有り得るというのを示したことで、『キン肉マン』はバトル漫画としての選択肢を広げたと思う。


■強さを数字で示した

強さに数字を持ち込んだジャンプ漫画というと『ドラゴンボール』の戦闘力を思い浮かべがちだけど、それよりも速くキン肉マンは超人強度という強さの数値を持ち込んだ。これは画期的だった。

たしか11巻で唐突に示された数字だったとは思うけど、強さの構造を可視化することに成功したと思う。ウォーズマンは100万パワー。対するバッファローマンは1000万パワー。単純にウォーズマンより10倍強いことが明確になった。勿論、1000万パワーを納得させるだけの描写があって初めて成立するのではあるけどね。

さらに、このウォーズマンとバッファローマンの一戦では、伝説のダブルベアークローという名場面が生まれる。ウォーズマンの超人強度は100万パワー。ベアークローを両手に装備つまり×2。さらに、いつもより2倍の高さにジャンプして3倍の回転を加える。100万×2×2×3ということで、1200万パワーの超必殺技が成立する。後に「ゆで物理学」なんて言われる荒唐無稽な理屈ではあるけど、数字がついていることによって説得力が生まれる。これも超人強度という要素あったればこその名場面だ。


■正体不明の味方キャラ

ミスター・カーメンに大苦戦しあわや敗北というギリギリのところまで追い詰められたブロッケンJrの前に謎のジャージの男が現れる。救世主(メシア)だ。

この救世主の正体はなんとなく推測は出来るんだけど、まだこの時点では決め手がなく、謎の超人なのである。このテのキャラは結構、ジャンプ漫画では定番的に出てくる、例えば『魁!男塾』の翔霍なんかがそうだが、11巻で初めて読んだ当時はその登場からワクワクしたものだ。

敵が謎の存在であることはある意味で当然なのだけど、味方の側にも謎の存在がいるというのは、一つサスペンスの要素を投げ込むことになり、またドラマの幅を広げることになったと思う。


■泣ける展開

11巻のハイライトとも言えるシーンは、五人の試合が終わり、キン肉マンが五人を迎えに行くシーンだ。多分、漫画を読んで初めて泣いたシーンじゃないかと思う。前述した友情のドラマがここまで成立していたからこそ、この泣けるシーンが見事に輝きを放ったと思う。

ちなみに、このシーンについてはアニメ版がさらに良かったと記憶している。BGMも良かったし、それを含めた演出が秀逸。是非、機会があれば一度、観てもらいたい。



とまあ、長々と書いたわけだけど、僕がバトル漫画に求める要素のほぼ全てが『キン肉マン』の11巻には詰まっていた。同時にこの要素は『キン肉マン』が全編を通して持っていた魅力だと思うし、今に通じるジャンプのバトルマンガが持っている要素だと思う。

……なんか久々に『キン肉マン』を最初から読み返してみたくなって来た。


【関連記事】
『アイシールド21』完結によせて。 | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜
『少年リーダム』のむず痒さ。 | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜


| 漫画 | 00:08 | comments(3) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
このライセンス制度で三沢光晴を救えたのか?
JUGEMテーマ:プロレス

三沢の死の直後から動きを見せていたプロレスへのライセンス制度の導入。これが具体的な形になりそうだ。
メジャー連合緊急会談 11月にライセンス発行へ - livedoor スポーツ
ライセンスは各団体ごとに発行し、現在参戦している選手は定期的な健康診断を受診し、許可が下りた選手が出場可能になる。期限は1年間ごとに更新される予定。新たに入団する選手は、各団体の入団テストを通過し、練習を積んだ上で発行されるという。
このライセンス制度が仮に三沢が死ぬ前にあったとして、果たして三沢は救えただろうか? 僕はこの制度があっても三沢は死んでいたと思う。


■今の状態と何が違うのか?

ライセンスを各団体ごとに発行するのであれば、現状と何も変わらないのではないか? 問題はライセンスを与えるか否かを誰が判断するのかという点。おそらく各団体の道場でコーチ役を勤める選手なんかが判断することになるのだろう。単純にプロデビューする選手に「ライセンス」というものが付属しただけだ。

また、団体ごとにライセンスを発行するなら、おそらく統一の基準を保てない。例えば、全日では基準をクリアしているけど、ノアではダメ。ということが起こりえる。

もっと、第3者的な立場で統一コミッションが成立し、全選手を同じ基準で判断するような形にしなければ、おそらく始めた時点で形骸化完了だ。


■結局、三沢は救えない。

このライセンス制度が半年前に成立していたとしても、三沢の死は避けられなかっただろう。

まず、三沢のプロレスラーとして能力や技術を考えれば、このライセンスの合格基準を満たさないなんてことは有り得ない。もし、三沢がライセンスを得られないほどのレベルに合格基準を設定するなら、日本でプロレスラーを名乗れる選手は、ほんの数人になるかも知れない。どう考えても、三沢は問題なくライセンスを取得してリングに上がっていた筈だ。

また、健康診断の方については別の問題がある。
小鉄さんは、
「ケガを隠している人は出さないよう各団体が目を光らせて。ああいう事故がないように」
と仰っているが、これはプロレス界、あるいはファンの側も「満身創痍でも戦う男の格好良さ」を礼賛する価値観を変えなければならない。三沢の追悼特番でも片腕を吊った状態でもリングに上がり続ける三沢のVTRがあり、「痛みをこらえて戦うヒーロー」にフォーカスした編集になっていたと思う。プロレスではないけど、TBSの「金スマ」の辰吉丈一郎特集にも同じことが言える。間違いなく、この価値観こそ三沢を殺した一因だ。

また、プロレスが興行であるという部分で言うと、集客の問題から、怪我をしていようが体調が悪かろうが、三沢クラスの選手なら出ざるを得ないという状況もあったと思う。三沢の場合は特に社長でもあったわけだから、自分が出ないことによる興行面での損失がよりリアルに計算できていた筈だ。

つまり、団体ごとに出場の可否を判断する制度ならば、三沢は結局、リング上で命を落としてしまう結果になるだろう。


■ライセンス制度導入後のプロレス界は?

もし、仮にこのライセンス制度が施行されるとどうなるか? ちょっと、考えてみたい。

まず、メジャーの3団体にはライセンスを取得しいていない選手は上がれなくなる。

団体対抗戦や交流戦、あるいは「トップ・オブ・スーパーJr」などにインディの選手が出場する場合には、当然、その団体のライセンスを取得できるかどうかが判定される。基準を満たさない選手はそのリングに上がれなくなる。

厳密に制度が運用され、誰もが納得のいく公正かつ安全と思われる判断基準であれば、おそらくメジャーの団体に上がれないインディーの選手は少なからず出てくるだろう。

プロレスラーのライセンスが価値を高め浸透していくと、そのライセンスを持っていない選手はプロレスラーを名乗れなくなり、プロレスを行うことが出来ない状況になる。そうなると、その選手たちはプロレスではない競技あるいはショーを作って、興行を行うことになる。

前田日明が以前、語っていたようにここに「ハッスル」の問題も絡んでくる。「ハッスル」に出場している芸能人たちには、どう考えてもライセンスを受けることはない。あるいは、彼らは「ハッスルはプロレスではなく“ファイティングオペラ”だ」というような詭弁でもって、これまでと同じく興行を続けていくことになる。

そうやって、やっていることはプロレスなのにプロレスではないと主張するものが溢れる結果を招く。

問題はそこで死亡事故が発生した場合だ。
プロレス界は「勝手にやってることですから」という理屈で部外者を決め込むのだろうか? 仮にそうしたとしても、世間はそうは見てくれないだろう。


■三沢はどうすれば救えたのか?

ライセンス制度を導入するなら、そこに法的な拘束力を持たせなければダメだ。例えば今回の三沢のようなケースが発生した場合に、選手の安全への配慮を怠ったとして、団体を業務上過失致死に問えるかどうか。

また、前述ようにライセンスを取得していない選手に試合をさせて、そこで怪我や最悪の場合、死人が出るようなことがあった場合には、傷害罪なり殺人罪なりを問えるかどうか。

本気で三沢と同じ悲劇を起こさないつもりなら、内輪で馴れ合いのライセンス制度を作ったところで、何の意味もない。やるならば、断固たる姿勢で、本気のライセンス制度を作るべきだ。

本気でやれば、プロレスラーもプロレス団体も激減し、業界が再編されることになるかも知れない。でも、その覚悟なしに、この改革は成立しないと僕は思う。


【関連記事】
三沢光晴追悼特番を見る(その1) 僕はもう危険技に喝采しない。  | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜
前田さん、プロレス界に戻ってきてください。 | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜
三沢死亡の余波。 | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜

| プロレス&格闘技 | 01:35 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
『救命病棟24時〜救命医・小島楓〜』の第3話を見た。
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

今回は第2シリーズの総集編。
ゲストで登場するのは、雨上がり決死隊の宮迫扮する馬場先生。懐かしい顔だ。

第2シリーズは、松嶋菜々子が主演していないシリーズ。これまでのシリーズの中では最も“チーム”を描いたドラマになっていて、その意味で僕は最も『ER』に近い内容だったと記憶している。

今でもそうなのだけど、当時の僕は“『ER』万歳!主義者”だったので、『ER』っぽい匂いのする作品をとにかく求めていて、『救命病棟24時』の第2シリーズは、見事にそこにハマった。

第1シリーズの時と比べると、進藤先生がチームリーダーとして成長していることが良く分かる。第1シリーズに比べて随分と笑顔も増えて丸くなった印象だ。

で、今回、新撮部分では馬場先生と木村多江扮する山城さんの再会が描かれた。前回の須藤理彩扮する桜井の結婚というフリがあったので、てっきり馬場先生の登場はそれを受けてのものかと思っていた。しかし、予想はハズレ。それどころか桜井についての言及は一切なし。先週の放送後、「ゆき 馬場 結婚」みたいなキーワードでこのブログにアクセスしていた人も多かったことを考えると、馬場先生と桜井の結婚に期待していた視聴者も多かったんじゃないだろうか? 結婚相手ではなくても、馬場先生と桜井のその後についての言及が少しくらいあっても良かったのに。

そうそう、今回、冒頭で楓が読んでいた「メディカルジャーナル」という雑誌の表紙に新連載が告知されていた。記事の内容はモンスターペイシェントについてのことらしく、この後の展開へのフリになっていたのだけど、それ以上に注目は新連載のタイトル。「Dr.ビーンのマル秘救命日記」とある。“Dr.ビーン”は第2シリーズで小日向文世が扮していた神林先生のペンネーム。神林先生は医療雑誌でのライター業を続けていたわけだ。

さて、来週は井上真央が登場。彼女は第3シリーズにゲスト出演したらしいのだけど、僕の記憶からはスッポリと抜けている。何せゲストだからねえ。出来れば香川照之とか仲村トオル、小栗旬あたりを出して欲しかったなあ。

ともあれ、来週はどうやら第4シリーズ本編への本格的な伏線になる展開もありそうなので、ちょっと楽しみだ。


【関連記事】
『救命病棟24時〜救命医・小島楓〜』の第2話を見た。 | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜
『救命病棟24時〜救命医・小島楓〜』の第1話を見た。 | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜



| テレビ | 00:23 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
『AKABOSHI』 梁山泊入山が早いか、打ち切りが早いか?
JUGEMテーマ:漫画/アニメ

どう考えても、今の掲載位置は打ち切りの最有力候補なんだけど、作品の展開からは打ち切りの匂いがしない。

打ち切りが決まったマンガって、そこに向けてとりあえず物語を収束させようとするもんだろうけど、今のところ『AKABOSHI』にはその気配がない。と言うか、3週ほど前の史進やら晁蓋一派やらが大挙して登場した時には、打ち切りの匂いがしてたんだけど、何だかよく分からんけど、少なくとも今週号からは感じられなかった。何でだ?

ただ、こういう時って原作なり原典なりが存在する作品ってちょっと損かも知れない。ストーリーがどう展開するかは分かってるわけで、今、ストーリー全体のどの程度まで進んでるかが分かってしまう。『AKABOSHI』は現時点でストーリーの20%も消化してない筈。もし、ここで打ち切られたら、『水滸伝』の20%しか描かせてもらえなかったマンガという評価になってしまう。そこが厳しい。

今回は劉唐のキャラが良かった。
劉唐はわりと『水滸伝』をマンガ化したり翻案したりした作品では不遇というか赤い髪以外に個性が発揮されないキャラだと思う(北方謙三の『水滸伝』は例外)。かの横山光輝版では登場の時点で公孫勝とキャラが入れ替わっていて、途中で修正が入った時点で、すっかり出番を失ってしまった。『AKABOSHI』では良い人だけど口が悪いという個性を与えられたわけだけど、問題は彼が活躍するところまで、連載が続くかどうかというところか。

扈三娘もストーリーに本格的に絡んできた。
本作には一応、翠蓮というヒロインが存在しているんだけど、『水滸伝』の女性キャラの中で人気No.1はやっぱり扈三娘。戴宗、林冲とのやりとりも面白かったので、今後に期待したいところだけど、問題は連載が続くのか……

本格的に登場した王倫率いる梁山泊。
王倫以外のキャラは原典通りなら仲間になるキャラなんだけど、今のところすっかり悪役。まあ、それは関勝も同様か。いずれはキャラクターの方向転換がはかられて、味方になるんだろう。問題はそれまで連載が……

結局、連載が続くかどうかというのが、最大の懸案なんだよなあ。。。


【関連記事】
『AKASBOHI』 宋江登場。しかし、迫り来る打ち切りの脅威。 | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜
なんとも地味な『月の蛇 〜水滸伝異聞〜』 | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜
『AKABOSHI』 関勝→関羽。『三国志』のこと。 | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜


| 漫画 | 00:17 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
『官僚たちの夏』第4話を見る。
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

前回に続いて、貿易自由化を巡る攻防が描かれる。

このドラマは作品の性格上仕方ないのだけど、とにかく会議や打ち合わせのシーンが多い。佐藤孝市や西村雅彦が青筋立てて激論を交わす。存在感のあるキャストが揃っているので、それもなかなかに見応えがある。

さて、今回から新たに登場した長塚京三扮する須藤大蔵大臣。この人のモデルは佐藤栄作。と言うことは、後にノーベル平和賞をもらうことになるのか。今後の展開にも絡んでくると思うので、期待したい。

期待したいと言えば、ラストで救世主の如くフランスから帰国した杉本哲太扮する牧。気になるのは、1話からあからさまな牧の咳。どう考えても、死亡フラグっぽい感じ。役目を果たして夭逝という展開か?

それにしても、いつの時代もやっぱり中小企業が犠牲を強いられるという構造は変わらないんだね。前回、今回とオカヤ繊維の社長役で出演している桂ざこばは良かった。泣けました。


【関連記事】
『官僚たちの夏』第3話を見る。 | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜
『官僚たちの夏』第2話を見る。 | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜
『官僚たちの夏』第1話を見る。 | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜




| テレビ | 23:15 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
ハンガリーGP決勝 ハミルトン&ライコネン復活!
JUGEMテーマ:F-1グランプリ
F1ハンガリーGP決勝:マクラーレンのハミルトンが今季初優勝! フェラーリもライコネンが2位 - F1ニュース ・ モータースポーツ総合サイト AUTOSPORT web(オートスポーツweb)
F1第10戦ハンガリーGPの決勝が26日、当地のハンガロリンクで行われ、マクラーレンのルイス・ハミルトンが今季初優勝を飾った。2位はキミ・ライコネン(フェラーリ)、3位にはマーク・ウエーバー(レッドブル)が入った。トヨタはティモ・グロックが6位、ヤルノ・トゥルーリも8位でダブル入賞を達成。中嶋一貴(ウイリアムズ)は惜しくも9位に終わった。
1位がハミルトン、2位がライコネン。
何だか去年までの風景を見てるようだった。

正直言うと、途中でたまらなく眠くなってしまって、気がついたら表彰台みたいな感じだったので、「あれ?去年のVTRかな」みたいな錯覚に陥ってしまった。それくらい、今年の表彰台は去年までと風景が違う。

やっぱり、マクラーレンやフェラーリといったチームが上位に入って来ないと面白くない。歴史ある強豪チームにレッド・ブルやブラウンGP、トヨダといった新興チームが挑むという図式が燃えるんだよね。そういう意味では、マクラーレン、フェラーリが復活すれば、今年のシリーズは面白くなる筈だ。

それにしても、予選のマッサのアクシデントは残念。強いて言えばブラウンGPが悪いんだろうけど、運が悪かったというのが一番の理由に思える。おそらく次のレースにもマッサは出れそうにない。そこでミハエル・シューマッハが代役でシートに座る可能性が浮上してるようだけど、これは現実的ではないだろう。個人的にはそうなれば面白いと思うけどね。

次のレースと言えば、ルノーが出場停止になりそう。レース中にタイヤが外れるというのはなかなか見れないシーンだけど、あれはアロンソが可哀想だ。せっかく、ポール取って優勝を狙えるチャンスだったのに。しかも、次はアロンソの母国スペイン。マッサが出られないフェラーリのシートにアロンソが代わりに座るのではという噂もあるらしい。シューマッハの復帰よりも、むしろこっちの方が可能性あるんじゃないだろうか。

ブラウンGPは目に見えて失速している。一方のレッドブルはベッテルこそリタイアしたけど、ウェバーは安定した速さと強さを見せている。ウェバーが2位に浮上しバトンとの差も20ポイントを切った。十分に射程距離だ。

中嶋一貴は9位完走。レース中、タイム的には8位に迫りながらも、結局、オーバーテイクできない。何だかここのところそんな展開ばかりな気がする。速いことは速い。でも、勝てない。中嶋一貴には全然魅力を感じないなあ。

【関連記事】
ドイツGP決勝 おめでとう!ウェバー! | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜
イギリスGP決勝 レッドブルが速い! | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜
トルコGP決勝 ベッテルにもうちょっと頑張って欲しかった! | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜
| スポーツ | 11:06 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
『天地人』第30回「女たちの上洛」を見る。
JUGEMテーマ:日本のTVドラマ

今回は利休の切腹と菊姫の上洛が二本柱。

比嘉愛未演じる菊姫には密かな人気もあるらしいが、ここまであまり目立った出番が無かったが、今回は輿入以来の見せ場。

一方の利休の切腹。
この事件で三成の情の無さというのが浮き彫りになる。

このドラマの三成は冷徹に利を追求していく。全ては秀吉の天下の為、その目的の為には手段を選ばない。兼続のことを認めつつも、徹底的に情を廃して行動する。そういうキャラとして描かれている。

……なんだかさ、ここまで毎週書いてきたから、半ば義務的に『天地人』のことを書いてるわけだけど、正直言うと、今週は大して書きたいと思うことがないんだよね。

ぶっちゃけて言うと、あんまり面白くない。
何でだろうなあと考えてみると、兼続が状況を動かしてないからなんだろうね。結局、今週、ドラマを引っ張ったのは、利休とお船。兼続は単に状況に流されているだけ。

勿論、史実という縛りがある以上、出来ることの限界もあるんだけど、もうちょっと主人公の活躍が見たい。

でも、しばらくはこんな調子で話が進むんだろうね。
うーん、辛い。


【関連記事】
『天地人』第29回「天下統一」を見る。 | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜
『天地人』第28回「北の独眼竜」を見る。 | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜
『天地人』第27回「与六と与七」を見る。 | ジズゼゾ 〜 Zhi-Ze Zest Zone 〜



| テレビ | 22:40 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ
コップの中の嵐を体験した話。
JUGEMテーマ:インターネット

昨夜、0時頃だろうか、twitterで『ハリー・ポッター』のハーマイオニーことエマ・ワトソンが交通事故死したというニュースが駆け巡っていた。

たまたま、リアルタイムでタイムラインを眺めていたので、僕もその話題に食いついてしまったのだけど、結局、ガセネタだということが1時間後には判明し、あっさりと騒動は収束した感じだった。

元々の発信源は海外のニュースサイト(なのかな?)の記事らしい。それを日本でわりと影響力のある人が、twitterに流したので、爆発的に話題が広がったという感じ。buzztterでも「ハーマイオニー」「エマ・ワトソン」「事故死」「交通事故」なんて言葉が踊っていた。

正直、元のソースがどうにも怪しかったので、アメリカやイギリスのYahoo!のニュースやDiggなんかをチェックしてみたところ、それらしいニュースが全然ない。僕の英語力なんて中学生レベルなんだけど、さすがにエマ・ワトソンが死んだとなれば、ヘッドラインに上がってるだろうから、この時点で7:3でガセだろうとは踏んでいた。

結局はガセだということが判明して、本当に一瞬で潮がひくようにこの話題は消え去った。

最近、twitterが面白くなってきてたこともあり、何かこういういかにもネットらしい情報の広がり方と収束の仕方を、リアルタイムで体感できたのは良い経験だった。

で、さっき会社に来て同僚にこの話をしたら、全然、知らないんだよね。と言うより、そもそもtwitter自体知らない。冗談抜きで「何それ?」的な反応だった。

うちの会社って仕事内容的にパソコンやインターネットとはそれなりに関わっているのに、twitterを知らない。最近、twitterがテレビの特集なんかで取り上げられたりもしてるのに、まだまだごく一部のユーザーが使ってるサービスに過ぎないんだと改めて思い知らされた。

僕的には、この事件って凄い爆発的なガセネタ騒ぎだと思ってたんだけど、まったくのコップの中の嵐だったわけだ。

twitterに限らず、ネットの影響力って僕が思ってるほどには強力ではないのかも知れないなあ。

【追記】
このエマ・ワトソンの事故死のガセネタ騒ぎの発端となった海外サイトを見てしまうと、ウィルスに感染してしまう可能性があるらしい。ヤバイ!見ちゃったよ!どうしよう……




| インターネット | 10:52 | comments(0) | trackbacks(0) | pookmark | このページのトップへ

ブログパーツ